ふぐの子(ふぐの卵巣の糠漬)は、ふぐの卵巣を塩漬と糠漬し、2年以上発酵し熟成させた食品です。
ふぐの卵巣には猛毒が含まれていますが、その卵巣の毒が塩と糠に漬けることによって、無毒化され、ふぐの子は食べても安全、そのうえ味わい深い製品になります。
その為、「奇跡の食品」だと言われているそうです。
味の決め手は『いしる』じっくりと発酵させている間、うるめいわしの魚醤であるいしるを差し汁として注ぎ続けます。無毒化のメカニズムはいまだに解明されていないので石川県でしか製造が許可されていません。
召し上がり方
糠を水洗いせずこそぎ落とし、薄く(5㎜ほどの厚さ)輪切りにます。
そのままご飯のお供やお酒のおつまみに。
塩分が気になる方は、上記のスライスしたものにお酢・レモン汁・味醂をかけるか、また大根おろしを添えて召し上がり下さい。まろやかになります。
焼いたのがお好みの方は アルミホイルに包んで、軽く炙ると美味。
火を通しすぎると塩辛くなりますので、ご注意下さい。