ごぼうといえば茶色の細長い根を想像しますが、八尾市特産の八尾若ごぼう(葉ごぼう)は、短い根に長い軸と大きな葉がついており、一見すると、ふきと間違えてしまいそうな外観が特徴です。
独特な歯ざわりと豊かな香り、心地よいほろ苦さを持つ季節野菜で、河内に春を運んでくれます。
アザミのような形の淡い桃色の花から取れた種は、9月中旬頃からまき始められ、秋の間に十分生育させます。冬にいったん地上部が枯れますが、暖かくなってから再び芽吹いたものを収穫するため、軸はとても柔らかく、葉から根まで丸ごと食べられます。
みずみずしい軸と根は、炒め煮、サラダ、炊き込みご飯などに、葉はごま和えや煮びたしにするなど、様々な食べ方でいただいて下さい。
出荷時期:2月上旬~4月上旬 (天候や収穫量によって前後します)